– from Staff Y.Takahashi –

桜、ライラックと季節を感じられる花々が順に咲き始めました。

天気が良い日は公園に出かけることを日課としていますが、公園に咲くたんぽぽは綿毛をたくさん実らせ、風と共にゆっくり飛ぶ姿も見られるようになりました。

とはいえ、北海道はまだ気温が低い日も多く、長袖、上着を手放せない日が続いています。
北海道は、コロナウィルスによる緊急事態宣言も継続中です。

コロナウィルス感染予防のため、皆の生活に制限が生じているのは言うまでもありませんが、子どももそれを十分理解しているようで、会話に変化が表れています。

以前は、「飛行機に乗って〇〇に行きたーい」だったのが、
いまは、「病気がなくなったら、〇〇に行こうね」「はやく、病気がなくなればいいなぁ」と話しています。

大人が我慢して制限した生活をすることは当たり前として、
子どもまでも制限させなくてはいけないことに、切なさを感じてしまいます。
同じ想いでいる方々が、たくさんいるのではないでしょうか。

ただ、こういう時だからこそ、しっかりと物事を考え行動する力、生きていく力が大切と感じます。
親の考え、こころ一つで環境が変わります。

これからも、どんな非常事態が起きても、制限された日常があっても、その中で自分なりの自由をみつけて愉しめるかが重要なのだと思います。

先月、先々月と、とても綺麗な月の夜がありました。

我が家でも、雲ひとつない空に、銀白に光った神々しい月を見ることができました。

大きな窓を通して、空から吹き抜け空間にとても強い月光が入り込んでいました。

光の差し込む角度が時間と共に変化していき、その移ろいを感じるのも良いものだなぁと実感しました。そして、コロナ禍を忘れる瞬間でもありました。

皆さんも、窓から見える自然の恩恵に改めて目を向けてみてはいかがでしょうか。

自然の悠久さ、雄大さに圧倒され、心が少しリラックスされるかもしれません…

追記

娘が通園している幼稚園のプレ保育(保護者同伴)に行った時のことです。

「園児にはコロナウィルスにかかって欲しくない」という強い信念で、大きなアルコール消毒液の入った容器を持って園内を動き回る園長先生を目にしました。

玄関からトイレに至るまであらゆる箇所全てを、消毒して拭いて歩いて下さっていました。

本当にありがたく、感謝の気持ちで胸いっぱいになりました。

子どもたちを守るため、ご尽力下さっている方々はたくさんいらっしゃいます。

全ての方に、感謝を伝えたいなと思った瞬間でした。

そのご尽力、全ての人の想いが報われ、この先少しでも良い方向に向かってほしいと願うばかりです。