Thinking
カタチに残るもの、カタチのないもの
2022年12月31日 Thinking
今月上旬に突然届いた一通の手紙。 一生懸命に生み出した「カタチのないもの」は、いつか誰かに伝わって残っていくもので、それにこそ価値があるのだと再認識させられる出来事がありました。
適度に手を加えること
2021年9月14日 Thinking
自然に手を加え、自然環境にもクライアントの将来にも影響を与える仕事だからこそ、敷地調査と打ち合わせは建築設計になくてはならない要素です。 先日、移動中に見かけた羊蹄山や、打ち合わせで訪れた室蘭工業大学『One Roof』の藤の木を見て、適度に手が加えられた自然の美しさを改めて感じました。 この「適度に」というのは、非常に曖昧で、個人差がとても大きく出るところです。 「独り善がりにならず、自然環境に対して謙虚に設計するようにしなさい」と、羊蹄山や藤の木から言われているように感じる晩夏でした。
宮丘公園の家 – 地域性について考える
2021年2月1日 Thinking
深い雪の中、「宮丘公園の家」の建設が急ピッチで進められています。 「宮丘公園の家」は、広く言えば「建築の地域性」「住宅の地域性」について考えた住宅です。 昔のように「建築(住宅)」と「土地(風土)」と「人間の生活・生業」が密接な関係性を持たなくても暮らせるようになった現在。 人間の生活との関係に頼らない、「建築」と「土地」の強固な関係を目指して設計した住宅です。
薪ストーブ掃除 & シーズンスタート
2020年11月4日 Thinking
室蘭でも小雪が降った今日、薪ストーブ掃除のため北海道リンクアップさんにお越しいただきました。 そして、今シーズンの薪ストーブ始動です。 ガスや灯油・電気を一切必要としない薪ストーブは、日常生活がいろいろな意味で豊かになると感じます。