– from Staff Y.Takahashi –

 

月日が経つのはあっという間で、今年も残すところ約1週間となりました。

4歳になる娘の最近の気がかりは、起きた時に雪が積もっているかどうかということ…

起きたらすぐに、2階から窓越しにテラスを確認。

年中、ほぼ毎日テラスに出て季節を楽しむ娘は、早く雪の上に寝転がったり、雪だるまを作ったりしたいようです。

空気的には外部ですが、内部とシームレスにつながるテラス空間は四季の移ろいを一段と楽しませてくれます。

 

さて、子どもの生後3ヶ月ほどからはじめた、絵本の読み聞かせ。

私にとって寝る前の読み聞かせの時間は、リラックス&リフレッシュできる癒し時間でもあり、一日を振り返る大切な時間でもあります。

娘にとって、絵本は読むだけのものではありません。

何冊もの絵本を抱えて持ってきたかと思うと、それぞれの好きな場面を開いて並べ、その上に小さな人形を載せて遊ばせたり、自分でお話を作って遊んでみたり…

「絵本の世界に入って、一緒に遊びたいな〜」

「この場面では、どんな音楽が流れるかな〜」

などなど…会話も弾みます。

 

私も子どもの時から本が大好きで、お小遣いをもらったら本屋さんに走る…そんな子どもでした。

娘と絵本をシェアできることは想像もしていませんでしたが、小さい時から好きだった物語を我が子と共有できる幸せを感じずにはいられません。

 

絵本時間を愉しんでいると、

子どもの時には気が付かなかった物語の真相、

作者が筆者に実は何を伝えたかったのか、

絵から感じ取れる登場人物の感性など、

大人になったからこその気付きがたくさんあります。

 

「絵本にこそ、人間の真理の礎がある」

 

と強く感じるようにもなりました。

 

 

「想像力」がもたらすものは何か。

面白くて、常に胸に抱いていたいメッセージが織り込まれた、素晴らしい作品に最近出逢ったのでご紹介します。

 

『ヤングさんのオーケストラ』

作・なかえよしを 氏

絵・小池敏彦 氏

著名なベストセラー『ねずみくんのチョッキ』と作者が同じ作品です。

昔からあるベストセラーの絵本と、

最近発売された新しい絵本を読み比べてみるのも面白いですね。

 

皆様と、皆様の大切な人たちにとって、素敵なクリスマスになりますように。

そして、

今年も我が家に携わって下さった全ての方々に、

感謝を申し上げます。