今年はタイミングよく見ることができました。
桜の巨木に満開の花。
毎年咲いてくれる桜ですが、毎年タイミングよく満開の桜を見られるかといえば、案外難しい気がします。
スマホで簡単に写真や動画が撮れるようになって久しいですが、
その時の空気や陽の光の暖かさ、
風が当たる強さや匂い、
地面の傾きや芝生の柔らかさなどは
自分の感覚の中にしか保存できません。
リアルな体験の場であるはずが、スマホで写真や動画を撮ることに夢中になり、自分の体験・経験の質が落ちてしまう…なんてことも。
眼で見るものと、写真や動画で見るものとでは、やはりデジタル変換で削ぎ落された膨大な「何か」を感じずにはいられません。
そこを意識しているかどうかで、充実感が明らかに違ってくるように思います。
「デジタル化されていないことの価値」に目を向け意識的になりながら、花と緑の季節を愉しみたいですね!