本日発売の『Replan北海道 Vol.124』に、「Oasa Base」が掲載されました。

 

「リノベーションで暮らし、広がる。」で、たくさんの写真とともに紹介していただいております。

クライアント様ご夫婦は、家にある様々な「もの」それぞれにこだわりや思い入れを持っていらっしゃるのですが、今回の掲載では写真家・佐々木育弥さんの写真によって、それらの「もの」と「家」の佇まいが心地よく表現されていると感じました。

写真や誌面として見ることで、実際にその場所に訪れるのとは別の表情をうかがうことができます。

 

この住宅は、季節や時間帯によって日光の入り方が変化する毎に、その多彩な表情を映し出すためのキャンバスのような空間を持っている住宅です。

これは、実際に空間を体験することでしか味わえないものであり、そこが建築の特殊性・独自性であり、素晴らしさだと思います。

そしてそれと同じように、写真や誌面(ことば)としての建築もまた「ここでしか味わえないもの」です。

空間体験、写真、ことば...建築の良さを人に伝えるためにそれぞれが役割を担っていて、どれも欠かせないものだと、改めて感じることができました。

店頭などでお見掛けの際はぜひご覧ください。