あけましておめでとうございます。
今年も一つひとつのプロジェクトを大切に、一緒に建築を創っていく方々と協力して設計をしていきたいと思います。
本年も宜しくお願い申し上げます。
それにしても、今年は本当に雪が少ないですね。
ここまではっきりとわかりやすく雪が少ないのは、本当に珍しいですよね。
今日は二十四節気の「小寒」です。
これから20日の大寒に向けて寒さが強くなってくる季節と言われています。
カレンダーに二十四節気が書かれていることもありますが、皆さんは意識していましたか?
現代で「季節を24に分ける感覚」が根付いている人は、おそらく少数でしょう。
一年中「適温・適湿」に機械でコントロールされた空間で過ごすと、快適で過ごしやすい反面「季節を感じる力」はどんどん人間から失われていくのかもしれません。
昔の人々は命と暮らしを守るためという意味も含め、季節の移り変わりをより切実に、繊細に感じ取っていたのだろうと思います。
「生きる上で必要だったから24の季節に分け、言葉を与えた」ということなのでしょう。
自然の豊かさと怖さを認識するための言葉は、古くからある言葉も新しい言葉も、私たちが生きていくのに大切なことを教えてくれているんですね。
これから寒さが厳しくなってくるのか、季節の変化を感じ取りながら1月を過ごしたいところです。