外出時にマスクが欠かせない生活。
無意識に人の多い場所を避ける生活。
日常生活に変化を求められて、約半年が経とうとしています。
先日打ち合わせのため久々に札幌へ向かう途中、支笏湖を通った時のことです。
雲ひとつない快晴で、湖の向こう側に見える風不死岳と樽前山が本当に美しい日でした。
湖畔で釣りを楽しむ人や、ポロピナイ湖畔でテントを張って寛いでいる人など、多くの人びとが支笏湖畔に(マスクをして)集まっていました。
人間は、開放的な場所で「自然の美しさ」に触れる時間が不可欠な生き物なのだと、改めて感じさせられる光景でした。
豊かな水資源と洪水
温泉と火山噴火
これまでも人間は、自然から恩恵を受け、時に人々を襲う脅威を何とか往なしながら生きてきました。
今回の新型コロナウィルスのことも、人間の思うようにコントロールすることはできなくても、「上手く往なしながら」生活していけば良いのだろうと感じます。
次の日「高砂の囲間」では、家族が育てているバラの花が一斉に咲き始めました。
花屋さんで買って来た生花も勿論良いのですが、家で育てる花は、開花までの成長を見てきたこともあって一層良く感じます。
写真のような、なかなかお店ではお目に掛かれない種類のバラもあり、香りも全て違うので、五感で楽しむことができます。
「自然が生み出す美しさ」に触れながら生活することは、閉鎖的になりがちなコロナ禍の中でも家と共にポジティブに暮らす雰囲気をつくり出す秘訣のような気がしています。
順調に育ってくれている100個以上の蕾の開花を楽しみに待ちながら、家と共に楽しく暮らせたらと思います。