北海道では例年よりも気温が高いようで、3月にもかかわらず暖かい冬を感じるこの頃です。

冬の季節を感じるのには、ちょうど良い寒さだからでしょうか、娘はほぼ毎日外やテラスに出て、冬を満喫しています。

さて、「住環境と家庭教育」について初稿のタイトルを模索しているうちに、随分と時間が経ってしまいました。

今回は「感覚教育〜木育のすゝめ」について書きたいと思います。

 

感覚教育とは、端的に表すと「五感を磨き、観察する力や判断する力を養わせる教育」です。

ビル・ゲイツ氏、バラク・オバマ氏、藤井聡太二冠らが感覚教育を主体としているモンテッソーリ教育を受けてきたことは有名な話ですが、モンテッソーリ教育を家庭で行うというわけではありません。

「家庭教育でできる感覚教育」

を行いたいと思い、日頃から娘と楽しんで遊んでいます。

 

その中で、私がいつも心がけていることは、

「子どもに寄り添い、親も一緒に愉しんで遊ぶ」こと。

感覚で遊ぶ子どもは、好き・嫌いがはっきりとしています。

親が良かれと思って用意したものを気に入らず、遊びたがらないことも多々あります。

それはそれで「今の興味関心には合致していないのだな」と受け止めて、子どもが遊びたいもので遊びます。

その時遊ばなくても、目に触れる場所に置いておくとある日興味を持って遊んでいることもあるので、子どもの心は本当に不思議で面白いですね。

遊びの共有は、親と子の絆、更には家庭という場の安心感にも繋がるので、大切にしていきたいと思っています。

 

子どもの遊びでなくてはならないもの – それは、おもちゃです。

授業で大切なのは、児童理解と教材研究と教具。

それと同じ感覚でおもちゃを吟味し選定し、遊び方を考えながら子どもと遊ぶのは楽しいものです。

全てではないですが、我が家では赤ちゃんの「発達の臨界期」から木製のおもちゃを積極的に取り入れていました。

「3歳までに脳の80パーセントが出来上がる」という研究結果もあります。

この間に、五感をたくさん刺激し、成長を促すことが必要です。

温度変化に敏感な乳幼児の場合、人肌に近い温かみのあるおもちゃで遊ぶということは、感覚的に心地よく、好奇心や興味を妨げずに長く遊ぶことができます。

見て、触れて、聞いて、嗅いで、口に入れて。

子どもが五感を使って遊ぶ上で、自然素材である木でできたおもちゃには特有の安心感があります。

木だからこそ、五感全てを取り入れることができ、より良く感覚を刺激することができるのだと思います。

耐久性にも優れており、壊れにくく長く使え、経年とともに愛着さえ湧いてくる素材です。

塗料の安全性にこだわりつつ、形や色などのデザインも趣向を凝らしているものも多くあり、色彩感覚を養うのにも有効です。

ヒーリング効果もありますので、親も子どもと一緒に愉しめるという点でも、木のおもちゃはお勧めです。

 

おもちゃだけでなく、住環境でも同じことが言えます。

木には空気の浄化作用、調湿作用があり、香りが爽快感を生み出してくれるので、素肌に触れるところはなるべく木を用いるようにしています。

日本は古来から木の文化がありますが、木や森と関わり合いながら生活していくのは「自然」なこと。

子どもをはじめとして、全ての人が「木と触れ合い木に学び、木と生きる」ことを本能的に「良い」と感じるように思えてきます。

感覚的に木の良さを知りつつも、知的に木を取り入れることをしていないような気がしていましたが、娘との遊びを通して木の良さを再認識しました。

皆さんも、身近なところから木を取り入れてみませんか?