– from Staff Y.Takahashi –

 

北海道では気温が上がりはじめ、室蘭は真冬日になる日が少なくなってきました。

路肩の雪の高さも段々と低くなり、少しずつ春の気配が…

 

我が家の最近の日課は、就寝前に南向きの大きな窓から空を見ること。

娘がある絵本のお話に出会ってから、夜空を見上げては、

「一番星み~つけた!」

「二番星み~つけた!」

と星に興味をもち始めたことがきっかけです。

 

冬の星座は、一年の中でも星の観察がしやすく、小学校の理科の時間でも「オリオン座」や「冬の大三角(ペテルギウス、プロキオン、シリウス)」が取り上げられます。

星の色や距離が異なること、今目にしている星の光は、何百光年前のものだということ

星のことを考えていると、宇宙の大きさ、無限の拡がりを想像せずにはいられません。

 

オリオン座のすぐ下には、うさぎ座があります。

みなさん、ご存知でしたでしょうか。

今年は癸兎年ということで、兎年にうさぎ座を見れるのは12年に一度。

3・4等星のうさぎ座は、とても天気が良く、澄み切った空気が漂っている時にしか目視できません。

ラッキーな状況下でないと表れてくれないうさぎなのです。笑

我が家でも、うさぎを追いかける日々が続くと思われます

 

というわけで今月の「本と音楽」は、4歳の子どもでも楽しめる星座の本と、星を見る時に流して聴きたい曲をご紹介します。

星と星座のふしぎえほん

星座の成り立ち、地球と星との関係などが絵と文でわかりやすくかかれています。

曲は、シューベルトソナタ18

シューベルトは、歌曲王と言われていて、有名なオペラ曲をたくさん残していますが、あまりピアノの楽曲は知られていないかもしれません。

このソナタ18番、特に1楽章の重音の響き、拡がりはとても美しく、聴いて欲しいお勧めの曲です。

この曲には幻想(ファンタジー)という副題がつけられており、空や星を見上げるのにはピッタリかと思います。

また、シューマンもこの18番を特に好んで弾いていた、という言葉も残っている程で、他の作曲家からも愛されていた素晴らしい曲です。

 

みなさんも、夜空を見上げて銀河の世界に浸ってみてはどうでしょうか。

私もうさぎ座をみつけて、運気を上げて春を迎えたいと思います🐇