– from Staff Y.Takahashi –
北海道でもようやく春の陽気を感じられるようになりました。
娘と散歩をしていると、様々な自然の色彩を見られるようになりました。
我が家の椿も、無数についた蕾がだんだんと開花してきました。
私は、開花した姿を見るのはもちろん好きですが、
ぷくっと膨らんで花弁がギュッとつまった蕾の姿が大好きです。
これから頑張って開花させていくのだな…
と想像するからでしょうか。
子どもの成長も、植物の成長と似ているところがあると感じます。
子どもが「好きだ」と思うこと=芽
が育つには、環境を整えてあげることが重要です。
伸びていきたい方向に伸ばしてあげると大きくなります。
子どもの意志を尊重しつつ、より良い環境づくりを考える毎日です。
そんな中、最近我が子の成長と共に、我が家にも小さな変化が必要になりました。
娘は、音楽、絵を描くこと、読書、体を動かすことが大好きです。
これらの「大好き」を日常でたくさん経験できるように心掛けてきました。
増え続ける絵本をまとめるため、大きく成長したらつくろうと思っていた子ども部屋スペースに棚を集める応急処置…
すると、子どもながらにどこに何の本・おもちゃを入れようかと考え、楽しみながら収納を始めました。
単なる無造作に積みあげたDIY棚ですが、子どもと考察・推察しながらつくった空間は、彼女にとってなかなか愉しい場となったようです。
きちんと設えられた空間はもちろん美しく素晴らしいですが、
はじめから固定された枠を設けるのではなく、
成長に応じて最良の空間を子どもと相談しながらつくっていくのもなかなか良いものです。
今月は、子どもの日と母の日があったこともあり、
娘が健やかに成長している姿に感動し、
母とさせてもらえていることにも感謝した月でした。
心配や不安の尽きない世界情勢となってしまっていますが、
子どもには子どもの時にしかできない体験、想像(創造)がたくさんあることは忘れてはいけません。
子どもたちが強風や荒波にも折れないしなやかさ・たくましさを持って育ってほしいと願わずにはいられません。