– from Staff Y.Takahashi –
真冬日が続く2月、雪遊びには十分なほどに雪が積もりました。
そりやスキー、氷柱お絵描きなど、娘は冬の遊びを満喫する日々を送っています。
外遊びで更に体力がつき、外だけでは消耗しない程に体が強くなっています。
(私の方はというと、毎日身体の色んなところが筋肉痛になっている始末です…苦笑)
そんな娘が、夕ご飯を食べ終わり、椅子を立ち上がるなり第一声。
「家んぽしようっと!」
ハムスターを飼っている建築家の先輩から、
「ハムスターは夜行性だから、夜に部屋を散歩させている。そのことを『部屋んぽ』というんだよ」
という話を聞き、「部屋んぽ」というワードが気に入った娘。
それを自己流に変化させた造語が「家んぽ」です。
歌を歌いながら檜柱の周りをスキップしながらまわったり、祖父母の部屋や家の端から端まで伸びる廊下、薪ストーブとピアノのある土間などいたるところを縦横無尽に散歩したりしています。
娘曰く、家んぽ=探検
だそうです。
食事の後に家んぽをしながら、我が家(高砂の囲間)を色んな角度から見て、新しい発見を楽しんでいるようです。
それぞれの空間の質の違いにも気づいてきたようで、日光の入り方や外の風景、光と影、月や星を見る窓にも注目するようになってきました。
家の中にいながらも、自然をより多く感じられる高砂の囲間。
娘の成長に合わせて変化させていける、可変性をもった住宅です。
これからも、家族や友人と共に日常を愉しみながら、我が家を大切に育てていきたいと思っています。
(「高砂の囲間」Replan北海道 掲載関連のBlogはこちら)
家んぽする娘を見て、昨年家・住環境に関する『こんな家に住んできた』という本に出逢ったことを思い出しました。
どんな家に住むかによって、
様々な夢や希望が生まれ、個性、生き方、人格までもが形成されていく…
グローバルに活躍されている著名人17人の、幼少期からの住環境が事細かに面白く書かれています。
家・住環境はそれだけ大きな影響力、重大な責務をもっており、家づくりは家族全員の未来への投資であるということ。
また、人間形成と非常に密接な関係を持っているということ。
理解していたつもりでいましたが、この2点をより深く感じた本でした。
皆さんは、これまでどんな家に住み、どんな影響を受けてきましたか?
そしてこれからの未来、どんな家に住んでみたいですか?