適度に手を加えること
2021年9月14日 Thinking
自然に手を加え、自然環境にもクライアントの将来にも影響を与える仕事だからこそ、敷地調査と打ち合わせは建築設計になくてはならない要素です。 先日、移動中に見かけた羊蹄山や、打ち合わせで訪れた室蘭工業大学『One Roof』の藤の木を見て、適度に手が加えられた自然の美しさを改めて感じました。 この「適度に」というのは、非常に曖昧で、個人差がとても大きく出るところです。 「独り善がりにならず、自然環境に対して謙虚に設計するようにしなさい」と、羊蹄山や藤の木から言われているように感じる晩夏でした。
盛夏を終えて
2021年8月21日 住環境と家庭教育
1年前に購入した 「シャルル・ド・ゴール」という薔薇は、購入当初は少し病気にかかっていた状態でした。 根を洗い、土壌改良をし、害虫駆除を行って丁寧に育ててきた結果、今年は立派に蕾をつけるまで成長してくれました。 とても綺麗な紫色をしており、品のある香りを放ちます。 薔薇もまだまだ夏を満喫したいようですが、コロナが収束する気配のないまま盛夏は終わりを迎えそうです。 「ウイルスをもらわず、周囲の人々にうつさないための行動をすること」や、「コロナ禍の中で人生を愉しむこと」は、自分の想像力とプラス思考を試されているような気がします。 みなさまにとっても、ポジティブで素敵な夏の思い出に満ちた今夏となりますように。
初夏の薪ストーブ 〜木育のすゝめ2
2021年6月29日 住環境と家庭教育
6月なのに、薪の爆ぜる音を耳にしながら、夏はいつやら… と思っていました。 「こんな日があってもいいよね。」 「薪ストーブの火っていいよね。」 と娘と会話して気づきましたが、薪ストーブは木育にも繋がる暖のとり方でもあるのかもしれません。 電気も化石燃料も使わずに暖を取れて、湯沸かしも調理もでき、そして何より炎のゆらぎで彩られた日常に暮らすことができる。 薪ストーブにご興味があって、周囲の環境が許すのであれば、生活の一部に取り入れてみてはいかがでしょうか。
竣工 「宮丘公園の介壁」
2021年3月14日 お知らせ
設計・監理を進めてきた「宮丘公園の介壁」が、無事に竣工を迎えました。 敷地探しからご相談いただいたこのプロジェクトは、私たちが強く意識している「敷地の魅力を最大限に活かすこと」「その場所がもつ特長と人とを媒介する建築をつくること」をより明快に空間化することを目指しました。 私たちを終始信頼して下さったクライアントご夫婦と、設計の意図を汲んで最後まで協力して走っていただいた現場監督・施工業者みなさん、本当にありがとうございました。
感覚教育〜木育のすゝめ 1
2021年3月1日 住環境と家庭教育
「住環境と家庭教育」について、今回は「感覚教育〜木育のすゝめ」について書きたいと思います。「家庭教育でできる感覚教育」を意識して、日頃から娘と楽しんで遊んでいます。 感覚的に木の良さを知っていましたが、娘との遊びを通して木の良さを再認識し、知的に木を取り入れることをしようと心がけています。皆さんも、身近なところから木を取り入れてみませんか?