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Thinking

2024年 今年もよろしくお願いいたします

昨年もたくさんの方々に支えられ、また新たな出会いにも恵まれながら、走りきることができました。 お世話になったみなさま、ありがとうございました。 今年も、それぞれのプロジェクトで皆さんと協力しながら、ウェルビーイングな1年を送れるように頑張りたいと思います。 よろしくお願いいたします。

かつて体感したことのないくらいの上昇の中で

かつて体感したことのないくらいに、気温と建設コストが上昇した夏でした。 日々の生活のベースとなる住宅や職場の環境は、人生の幸福感や豊かさに直結していますが、物価上昇で新築や住環境・職場環境の改善を控える傾向が増えているようです。 でも、このような状況こそ実は私たち設計事務所としては腕が鳴るところで、「何か役に立てることがあるはず」と強く思うところです。 予算が潤沢にある人だけ、大都市圏に住む人々だけが設計事務所を使っているのではなく、「予算内でより良い空間を」とお考えの方であれば誰でも設計事務所と一緒に計画を進めるのが最適だと思います。 住宅も含めて、都市により良い建築空間が増えることは、都市が豊かになることにつながっています。 昨今の状況を考える度にますます、一人でも多くの人に質の高い、自然とともに暮らす生活空間の素晴らしさを感じてほしいと強く思います。

色と素材

発売中の『Replan 北海道 vol.139』に、Oasa Base の色や素材について掲載されています。 表面的な考えで使用すると、時が過ぎて飽きてしまったり、チープに見えてしまったりすることも多くある「色と素材」。 私たちとしては、本質的な部分、建築空間でしか味わえない魅力の根幹に関わるような部分で色や素材を捉えたいと強く思います。 言葉では言い表せないような、建築ならではの感動を生み出すための道の上で、色や素材も上手く使っていきたいなと改めて思いました。

2023年スタート

明けましておめでとうございます。 今年も一期一会、一つひとつのプロジェクトをおもしろがり、突き詰めながら建築や教育に向き合いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 これまでお正月に目にしたことがありましたが、詳しく知らなかった「まゆ玉飾り」をつくってみました。 皆さまに幸多き一年となりますように。

カタチに残るもの、カタチのないもの

今月上旬に突然届いた一通の手紙。 一生懸命に生み出した「カタチのないもの」は、いつか誰かに伝わって残っていくもので、それにこそ価値があるのだと再認識させられる出来事がありました。

年の瀬に

今年も瞬く間に年末を迎えました。 設計のご依頼やご相談を頂いている皆様、良い建築を一緒につくろうとご協力下さっている建築関係者の皆様、今年も本当にお世話になり、ありがとうございました。 先日、3年前の「わたしたちの高砂」プロジェクトがきっかけとなり、東京の学生さんからインタビューの依頼をいただきました。 「本気で考えたこと」はなんらかの形でつながっていくのだと、改めて思わされた出来事でした。 来年も「本当に良いもの」「皆がプラスになるもの」を本気で考えながら、建築を創っていこうと思う、年の瀬です。

Halloween

ハロウィンは、秋の収穫をお祝いし、先祖の霊をお迎えするお祭りで、日本でいうお盆に似た行事なのだそうです。 変装するのは、先祖の霊と一緒にやってくる悪霊を怖がらせて追い払うためだとか。 日々健康で活発に生きられるのは、食べ物のおかげ。 今の生活の基礎があるのは、ご先祖たちのおかげ。 自然災害が昔より増えているように感じる近年、収穫と先人たちに改めて感謝したい気持ちです。

適度に手を加えること

自然に手を加え、自然環境にもクライアントの将来にも影響を与える仕事だからこそ、敷地調査と打ち合わせは建築設計になくてはならない要素です。 先日、移動中に見かけた羊蹄山や、打ち合わせで訪れた室蘭工業大学『One Roof』の藤の木を見て、適度に手が加えられた自然の美しさを改めて感じました。 この「適度に」というのは、非常に曖昧で、個人差がとても大きく出るところです。 「独り善がりにならず、自然環境に対して謙虚に設計するようにしなさい」と、羊蹄山や藤の木から言われているように感じる晩夏でした。

宮丘公園の家 – 地域性について考える

深い雪の中、「宮丘公園の家」の建設が急ピッチで進められています。 「宮丘公園の家」は、広く言えば「建築の地域性」「住宅の地域性」について考えた住宅です。 昔のように「建築(住宅)」と「土地(風土)」と「人間の生活・生業」が密接な関係性を持たなくても暮らせるようになった現在。 人間の生活との関係に頼らない、「建築」と「土地」の強固な関係を目指して設計した住宅です。

2021年スタート

あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い致します。 コロナ禍で五感全てが刺激されるような「実体験」をする機会が減っていることは寂しいことですが、最も怖いのはこの状況に慣れ、無意識になってしまうことです。 これまで以上に、意識的に五感をフル回転させて建築をつくっていきたいと思います。

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